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デジカメ画像に埋め込まれる“Exif情報”
普段何気なくブログや写真共有サイトにアップしているデジカメ画像。その画像から、個人情報が漏れるおそれがあるのです。
「デジカメやケータイで撮影した画像ファイルには“Exif(エグジフ)情報”と呼ばれる文字情報などが自動的に埋め込まれる場合があります」
一見、普通のデジカメ画像にしか見えませんが、それで何がわかるのでしょうか?
「“Exifリーダー”と呼ばれるソフトを使うと、その画像の撮影日時やカメラやケータイの機種、シャッタースピード、サムネイル(縮小画像)などの撮影情報がわかります。最近のGPS搭載ケータイには、Exifに緯度経度情報まで埋め込む機種もあるため、この情報を読み取ると、その写真がいつどこで撮影されたのかも判明してしまいます」
実際にExif情報を読んだことで起こった、ネット上のトラブル事例はあるんでしょうか?
「具体的には記憶にありませんが、今後は、例えばGPSの情報によって、ブログの写真から自宅や勤務先の住所を突き止められてしまう、というようなストーカー事件を引き起こすおそれがあるかもしれません。また、デジカメで撮影した写真を加工して目線やモザイクを入れたのに、Exifに保存されていた初期のサムネイルから、目線やモザイクなしの写真が流出してしまうようなケースなどもありうるでしょう」
怖い怖い。考えようによっては、恋人に送ったアリバイ写メも、相手がExif情報をひもとけばバレちゃうわけですか。どういう対策をすればいいでしょうか?
「まずはデジカメやケータイの写真からは、これらの情報が漏洩しているという事実を認識すること。そのうえで、Exif情報を消すソフトを入手してデータを消去してから、ブログなどにアップすることをオススメします。そのソフトは、様々な種類のものがインターネット上で無料で手に入りますから、使いやすそうなものを選んでみてください。またブログサービスによっては、自動的にExif情報を消去してアップロードするところもあるようです」
しかし前述のアリバイ写メだと、Exif情報が消去されてたらますますあやしいですね…。
(「デジモノ」2008.07.11より抜粋)